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高雄の高級不動産、中国・香港でも販売


ニュース 建設 作成日:2010年11月17日_記事番号:T00026595

高雄の高級不動産、中国・香港でも販売

 
 不動産販売代理店の璞園建設団隊(正式社名・璞園広告)はこのほど、香港の中原地産(センタライン・プロパティーズ)と提携し、高雄市の高級住宅物件「都庁苑」を台湾、中国、香港で同時に販売することで合意した。海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の発効後、台湾の住宅物件を「両岸三地」で同時発売する初のケースとみられ、今後の業界動向に影響を与えそうだ。17日付工商時報が伝えた。

 都庁苑は、高雄のデベロッパー、隆大営建集団と城揚建設が建設したもので、中原地産は香港と中国での代理販売を担当する。中原地産は最近、台湾市場進出に向け、台北に拠点を開設した。

 都庁苑は販売総額150億台湾元(約410億円)の高級物件で、マンション6棟から成る。うち1棟は香港、中国の購入者向けに割り当てられる。現在の実勢販売価格は1坪当たり30万〜50万元。

 今後は中国、香港での販売に備え、契約書類の中国語簡体字版を作成するほか、販売価格も香港ドル、人民元建てで設定する。