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作成日：2010年11月17日_記事番号：T00026599
ギガストレージの太陽電池シリコン、来年Ｑ１に100MWp突破へ
光ディスク大手の国碩科技（ギガストレージ）は、今年から参入した太陽電池用シリコンウエハーの生産能力が今年末時点に予想される年産50メガワットピーク（MWp）から、来年第１四半期には100〜120MWpまで一気に拡大する見込みだ。陳継仁同社総経理は、「生産能力が100MWpを超えれば損益均衡が達成できる」と語った。17日付電子時報が報じた。
ギガストレージは今年９月にシリコンインゴットの試験生産を開始した後、引き続きインゴットの生産設備およびスライス用設備導入を進めている。11月からインゴットの売上高が数百万〜1,000万台湾元（１元＝約2.7円）を上げているが依然黒字には達していない。
また、原料シリコンの調達について陳総経理は、「来年の調達について現在、原料メーカーと交渉中で、契約価格とスポット価格による調達が各半分を占めることになる」と語った。
