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台プラ3社の中国事業、今年は利益倍増【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年11月17日_記事番号:T00026601

台プラ3社の中国事業、今年は利益倍増【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の3社の中国事業は今年、ABS(アクロルニトリル、ブタジエン、スチレン)やエチレングリコール(EG)などの価格上昇および生産量拡大を受け、売上高が前年比25~40%増となっており、利益は9月までの3社合計で107億6,600万台湾元(約296億円)と前年比倍増している。年間では140億元に達すると見込まれる。17日付工商時報が伝えた。
 
T000266011

 
 証券会社によると、今年の中国国内市場は需要が旺盛で、台プラ寧波石化園区拠点の売上高は過去最高の900億元に達する見通しだ。昆山電子材料工場区の銅箔基板(CCL)工場がフル稼働となっている南亜プラの中国事業は1〜9月の利益が43億元と前年比6倍に成長している。台塑10月までの売上高が330億元と過去最高を更新、年間では400億元を超える可能性もある。