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バイク新車登録台数、今年は過去最低の恐れ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年11月17日_記事番号:T00026602

バイク新車登録台数、今年は過去最低の恐れ

 
 17日付工商時報によると、今年のバイク新車登録台数は55万台を下回り、統計開始以来で最低となる可能性が出ている。各社による市場全体の通年販売台数予測は、台湾山葉機車(ヤマハモーター台湾)が50万~52万台、三陽工業(SYM)が53万台、最も楽観的な光陽工業(KYMCO)でも53万~55万台となっている。

 今年のバイク販売台数は5~6月以降、各社が販売促進に注力したことで5カ月連続の成長となった。ただ、円高の影響で日本から輸入する材料や部品のコスト負担が増大しており、利益が圧迫されているため、11月以降は販促に大規模な費用を投入しない方針だ。

 11~12月は学生による新学期需要が一段落、サラリーパーソンも年末に向け消費に慎重となる時期のため、同2カ月の販売台数は4万~4万5,000台と、10月の4万7,531台からさらに減少すると各社はみている。

 また一方で、海外からの受注も欧米の景気回復のペースが予想を下回っていることから、年初目標の80~95%にとどまる見通しだ。