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作成日：2010年11月17日_記事番号：T00026609
エイサーのデスクトップ新製品、ウィストロンに一部委託か
17日付電子時報によると、宏碁（エイサー）が、来年度のデスクトップパソコン新機種の一部について、生産委託先を鴻海精密工業から緯創資通（ウィストロン）に切り替えたとの観測が出ている。鴻海が中国内陸部への生産拠点移転を進めることに伴うリスク回避が目的とみられる。なお、エイサーはこの件についてコメントしていない。
市場調査機関ＩＤＣの統計によると、エイサーの今年第１〜３四半期のデスクトップＰＣ出荷台数は650万台を超え、前年同期の560万台から16％の成長で、市場全体の成長率10％を上回った。林顕郎・台湾区総経理は「デスクトップＰＣ市場が死ぬことはない」と述べ、今後も市場規模が年間１億3,000万〜１億4,000万台の水準を維持するとの見方を示した。
