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奇美電の大型パネル出荷、今年の目標達成は困難に


ニュース 電子 作成日:2010年11月17日_記事番号:T00026611

奇美電の大型パネル出荷、今年の目標達成は困難に

 
 奇美電子(チーメイ・イノルックス)は3月の合併時、液晶モニター、ノートパソコン、液晶テレビの3大用途向け大型パネルの今年の出荷目標を各5,000万枚とする「555計画」を策定したが、現状では目標達成が困難な状況となっている。17日付電子時報が報じた。

 奇美電の段行建副董事長兼執行長はこれまで、「今年の3大用途向け大型パネルの出荷は各4,000万〜5,000万台となる」との見方を示しているが、電子時報は、液晶モニター向けが4,500万枚、低価格ノートPC(ネットブック)、タブレット型PCを含むノートPC向けが2,500万枚、テレビ向けが4,300万枚にとどまると予測している。

 なお来年について同社は、第8.5世代生産ラインの稼働開始や、合併効果を加味して、大型パネル3用途向け出荷で各6,000万枚を目指すことを決めたようだ。