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研修生偽装就労、洋華光電で中国人女性28人摘発


ニュース 電子 作成日:2010年11月17日_記事番号:T00026612

研修生偽装就労、洋華光電で中国人女性28人摘発

 
 携帯電話用タッチパネル最大手、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)が研修名目で中国子会社の労働者を台湾に入境させた上で、実際には工場での労働に従事させているとして労働団体が検察に告発した問題で、桃園地検と内政部入出国・移民署は16日、同社工場(桃園県観音郷)などを捜索し、中国人女性労働者28人を摘発した。17日付自由時報が伝えた。

 検察は同社が両岸人民関係条例に違反し、研修生受け入れを偽装して、中国人女性従業員を就労させていた疑いがあるとみて、捜査を続ける方針だ。

 洋華光電は昨年10月から経済部投資審議委員会に対し、技術交流を目的として、中国人を8回に分けて計154人入境させ、現在は第7陣と第8陣が「研修」を行っているとされる。

 これについて同社労組は、「会社側は中国人を生産現場に投入し、台湾人従業員16人が解雇された」と主張している。