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作成日：2010年11月18日_記事番号：T00026623
11年海運市場、「コンテナ不足続く」＝陽明海運
コンテナ海運大手、陽明海運（ヤンミンライン）の蔡明旭・中国地区総経理は来年の市場見通しについて、「市場規模自体は横ばいが予想される。また、来年もコンテナ供給量が不足する」との見方を示した。その上で「当社は十分なコンテナを確保しており、運営状況を悲観していない」と述べた。18日付経済日報が伝えた。
蔡総経理によると、今年は価格上昇によって多くの海運業者がコンテナ購入を控え、来年は新規供給の不足から、今年の不足状態が続くとみられる。
また今年８月にコンテナ取扱量がシンガポールを抜き世界一となった上海港で、陽明海運は１週間当たり標準コンテナ１万9,500万個を取り扱っており、１〜10月の取り扱いでは前年比17％成長となった。同港の成長に伴い、同社も業績に恩恵を受けるとみている。
