ニュース 商業・サービス 作成日:2010年11月18日_記事番号:T00026630
台北市の信義計画区A10区画の地上権を保有する富邦人寿保険は17日、ホテル部分の営業権を地場系のホテル経営会社、寒舎餐旅管理顧問に与える賃貸契約を結んだ。商業施設部分には富邦集団傘下の百貨店、momo百貨が出店する。18日付経済日報が伝えた。
寒舎餐旅集団はA10区画に自社ブランドのホテル「寒舎国際酒店」(客室数250)を開業する計画。同社は既に信義計画区で台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)をソフトオープンしている。
寒舎国際酒店の王定乾董事長は「信義計画区には国際的な3つのチェーンホテルが進出するため、寒舎は自社ブランドの採用を決めた。4つ星の価格で、5つ星のサービスを目指す」と説明した。
近隣の高級ホテル「台北Wホテル」に出資している太子建設開発の謝明汎総経理は「信義計画区のホテル市場は、来年から戦国時代に突入する。どこが特色を打ち出せるかが鍵となる」と指摘した。
寒舎国際酒店とmomo百貨が入居する複合商業ビルは2013年に完成予定だ。momo百貨は地下3階から地上4階までに入居し、延べ床面積は6,000坪となる。momo百貨は信義計画区で、新光三越百貨、統一阪急百貨などの競合になる。
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