ニュース 電子 作成日:2010年11月18日_記事番号:T00026633
18日付電子時報によると、7月にクラウド・コンピューティング業務提携に関する覚書(MOU)を締結した、通信キャリア大手、中華電信とノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は、桃園県にある中華電信の研究所で来月からサービス・プラットフォームのテストを開始するようだ。今後、数多くのソフトウエア開発業者に参加を呼び掛け、来年にはサービスを開始するとみられる。観測に対し、クアンタ広報はノーコメントとしている。
クアンタは中華電信にサーバー、ストレージなどのハードウエアを提供すると同時に、データセンターの構築に協力する。このほか、クアンタが開発したクラウド向けアプリケーション用プラットフォームの利用を、中華電信を通じてソフト業者に開放する。
またクアンタは現在、通信キャリア大手の遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)や台湾大哥大(タイワン・モバイル)とも提携を協議中で、同様の方式を採る可能性もある。さらに、中国移動通信(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)といった中国の大手キャリアとも初期段階の交渉を行っているようだ。
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