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「11年冬FED量産」、AUOが日経報道を否定


ニュース 電子 作成日:2010年11月18日_記事番号:T00026635

「11年冬FED量産」、AUOが日経報道を否定

 
 液晶パネル大手、友達光電(AUO)は、同社がソニー傘下企業から技術を買収した薄型パネル「電界放出ディスプレイ(FED)」を早ければ来年冬から量産開始すると報じた17日付日本経済新聞の報道について「FEDパネルは研究開発(R&D)の段階にあり、量産開始時期は未定だ」と否定した。18日付電子時報が伝えた。

 日経の報道では、AUOは初期段階で20、26、32インチ型を月間で計1万枚生産し、放送および医療向けの業務用モニターとして販売するとなっていた。

 AUOは今年1月、ソニーが39.8%出資のエフ・イー・テクノロジーズ(FET、11月精算)からFED技術を買収した。FEDは、反応速度や効率、輝度などの面でブラウン管(CRT)に匹敵し、画質や省電力性ではCRTを上回り、有機発光ダイオード(OLED)に続く次世代のパネル技術として注目されている。