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ヤゲオなど受動部品メーカー、カーエレ市場を好感


ニュース 電子 作成日:2010年11月18日_記事番号:T00026639

ヤゲオなど受動部品メーカー、カーエレ市場を好感

 
 18日付電子時報によると、受動部品メーカー各社はカーエレクトロニクス市場での展開を積極化しており、同市場向け事業の売上構成比が国巨(ヤゲオ)で2%、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)では7%まで拡大した。自動車に使われる受動部品は1台当たり約4,000個に上り、特に年間1,500万台規模が見込まれる中国自転車市場を好感している。
 
 ヤゲオは自動車用の厚膜チップ抵抗器や積層セラミックコンデンサ(MLCC)を開発し、うち厚膜チップ抵抗器が出荷の主力となっている。ヤゲオのカーエレ製品売上高は今後、同社全体の10%を超えると証券会社は予測している。

 華新科技は欧州自動車市場への参入を果たし、同分野の第3四半期売上高で急成長を見せた。

 このほか回路保護部品の興勤電子工業(シンキング・エレクトロニック)も昨年末、安全規格の認証を取得したとして、自動車部品市場への参入を宣言した。既に欧州向けに、カーヒーター用CPTC型サーミスタを出荷しているようだ。