ニュース 社会 作成日:2010年11月19日_記事番号:T00026648
香港で毒性の強い鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)のヒトへの感染が7年ぶりに確認されたことを受け、行政院衛生署疾病管制局は、入境者に対する検疫を強化した。19日付蘋果日報が伝えた。
疾病管制局は「鳥インフル感染が疑われる入境者は、ただちに医療機関で検査を受けさせる」と強調した(18日=中央社)
香港で確認された感染例では、感染経路は特定できていないが、患者に中国本土への渡航歴があったため、疾病管制局は同日、中国、香港、マカオからの入境者のうち、鳥類との接触があった旅客で、発熱、せきなど類似する症状がある17人を病院で受診させ、追跡対象とした。
香港で確認された患者は59歳女性で今月5日に発病した。女性は先月、上海、杭州、南京で現地の市場を訪れていたほか、今月初めに香港の地元市場を訪れていた。香港当局は外部からの流入症例の可能性が強いとみている。
林頂・疾病管制局副局長は「台湾ではH5N1型ウイルスによる鳥インフルエンザの症例は見つかっていない」とした上で、ワクチン19万回分の使用期限が今月で切れるため、67万回分の補充を行う方針を明らかにした。
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