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台鉄・復興号、12月のダイヤ改正で引退


ニュース 運輸 作成日:2010年11月19日_記事番号:T00026653

台鉄・復興号、12月のダイヤ改正で引退

 
 台湾鉄路(台鉄)は12月22日から250便の運行スケジュールが変更となるダイヤ改正を行う。新しい時刻表からは、これまで約29年にわたり親しまれてきた「復興号」(準急に相当)の名前が消えることになり、「復興」のスタンプが押された最後の切符を手に入れようと、多くの鉄道ファンが最終便の予約を行っている。19日付中国時報が報じた。

 復興号は現在、西部幹線と南廻り線で1日9便が運行されているが、ダイヤ改正以降はすべて莒光号に変更される。台鉄によると、停車駅が多く速度も遅い復興号は、長距離では自強号や莒光号にかなわず、短距離では区間電車に取って代わられ、その存在意義が薄くなったと説明した。

 ある鉄道ファンは復興号について、「座席は狭くて材質も悪く、長旅の場合、背中や腰が痛くなった」と指摘しつつ、いざ引退となると「とても惜しい」と語った。