ニュース 商業・サービス 作成日:2010年11月19日_記事番号:T00026659
景気回復を受け、旧暦の年末に行われる忘年会(尾牙)市場規模は、約50%の大幅な成長が見込まれている。
19日付経済日報によると、尾牙は12月から春節(旧正月)直前までがシーズンだが、昨年は不景気で開催を見送る企業も多かった。しかし、今年は景気の順調な回復を受け、市場規模が昨年20億台湾元を大幅に上回る30億元(約83億円)に達する見通しだという。1テーブル当たりの単価も昨年の5,000元前後から7,000元程度に上昇が見込まれる。
仕出し大手、奇真美食広場餐庁の蘇国棟総監は「今年の需要は絶好調だ。6月以降、試食に訪れる顧客が相次いでいる。昨年の5割増の売り上げが見込める」と話した。
また、ホテル経営会社、雲朗集団の丁原偉・レストラン部門総経理は「今年は中小企業の尾牙需要が急速に拡大している。テーブル数は少ないが、消費額は大きく、大企業よりも大盤振る舞いだ」と語った。
仕出し業界には、海覇王企業、奇真美食広場餐庁、新天地餐飲集団など既存大手に加え、近年有名ホテルも参入しており、ホットな商戦が展開されそうだ。
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