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来年の自動車市場、34万台規模に=裕隆集団CEO【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年11月19日_記事番号:T00026665

来年の自動車市場、34万台規模に=裕隆集団CEO【図】

 
 自動車大手、裕隆集団の厳凱泰執行長(CEO)は18日、来年の台湾自動車市場の新車販売台数は32万〜34万台に達するとの見方を示した。トヨタの台湾総代理、和泰汽車や台湾ホンダの32万〜33万台よりも強気の見方だ。19日付工商時報が伝えた。
 
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 厳執行長は来年の市場動向について、「ホットマネーの流入で好影響をもたらしている。経済政策の方向性が変わらない限り、来年も良くなる一方だろう」と楽観的な見方だ。来年の税引前利益は今年の150億台湾元から160億〜170億元(約440億〜450億円)に拡大するとみている。

 裕隆汽車は来年から中国市場で自社ブランド車「LUXGEN(納智捷)」を展開する。7月にスポーツ多目的車(SUV)を投入し、月間4,000〜5,000台の販売を目指す。年末には多目的車(MPV)を発売し、6〜9カ月ごとにニューモデルを投入する計画だ。

 なお、同集団傘下の裕隆汽車と裕隆日産汽車、中華汽車工業の3社は業績好調を受けて、従業員給与の1.65〜4.47%の引き上げを、今年9月にさかのぼって実施する。3社が給与引き上げを行うのは3年ぶりだ。