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ウィストロン、成都に開発・生産拠点


ニュース 電子 作成日:2010年11月19日_記事番号:T00026667

ウィストロン、成都に開発・生産拠点

 
 ノートパソコン受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)は16日、中国四川省・成都市に運営・研究開発(R&D)本部と生産拠点を設置することで同省および同市政府とそれぞれ契約を結んだ。四川省メディアの報道を基に19日付経済日報が伝えた。

 新工場は来年末から稼働予定で、ノートPC、スマートフォン、液晶ディスプレイ(LCD)モジュールなどを生産する。2012年にはパソコンおよびその他IT(情報技術)製品の生産台数は1,000万台に達する見込みだ。

 成都市は09年からウィストロン誘致に動いており、林憲銘同社董事長が今年5月からたびたび現地を視察に訪れていた。林董事長は、四川省の豊富な人材資源を好感し、「研究開発センターは従業員1,000人を上回る規模になる」と述べた。

 ウィストロンは、顧客である宏碁(エイサー)が先ごろ、重慶市に新たな世界運営センターの設置を決定したことを受けて、重慶市に進出するとみられていた。