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テコンドー楊淑君失格、OCAが選手権益の保護強調


ニュース 社会 作成日:2010年11月22日_記事番号:T00026678

テコンドー楊淑君失格、OCAが選手権益の保護強調

 
 広州アジア大会のテコンドー女子49キロ級の1回戦で、台湾代表の楊淑君選手が失格判定を受けた問題で、台湾の中華オリンピック委員会の陳国儀秘書長は21日、テコンドーの国際団体に対し選手の権益保護を求めるとする回答文書をアジアオリンピック評議会(OCA)から受け取ったことを明らかにした。22日付中国時報などが報じた。
 
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楊淑君選手の応援署名活動も、行政院体育委員会によって展開されている(中央社)
 
 回答は「事態の経緯を引き続き注視する。アジアテコンドー連盟と世界テコンドー連盟に対し、選手の権益保護に努めなければならない旨を要求した」という内容。また、OCAは中華オリンピック委からの提訴文書を受理したことを明らかにした。アジアテコンドー連盟もOCAの圧力を受ける形で、調査グループを設置した。

 これについて馬英九総統は、台北市や台北県での選挙集会で今回の問題に触れ、「選手が不公平、不公正な扱いを受けたことには理詰めで争う」と述べた。また、アジアテコンドー連盟がウェブサイト上に楊淑君選手の失格を「驚くべき詐欺行為」と批判する評論を掲載したことについて、「サイトからは削除されたが、公式謝罪が必要だ」と強い口調で訴えた。