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10月輸出受注額、過去2番目の高水準に【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年11月22日_記事番号:T00026682

10月輸出受注額、過去2番目の高水準に【図】

  
 経済部は19日、10月の輸出受注額が前月比0.93%減、前年同月比12.26%増の356億4,600万米ドルとなり、過去2番目を記録したと発表した。消費家電、携帯電話、パソコンなどの受注が好調で、それに伴い部品の受注も伸びた。20日付工商時報が伝えた。
 
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 地域別では、中国からの受注が液晶パネル需要の後退を受け、前月比7.17%減、前年同月比6.03%増の85億4,700万米ドルと振るわなかった。日本からの受注は前年同月比13.87%増の43億1,800万米ドルだった。

 品目別では情報通信製品が前年同期比10.70%増の92億1,600万米ドル、電子製品が同14.58%増の88億1,800万米ドルとなり、月次ベースでともに過去2位となった。機械製品は同55.78%増の15億5,000万米ドルの高い伸びを示し、過去最高を記録した。精密機器と電機製品はそれぞれ同2.45%減、3.21%減と振るわなかった。

 経済部の黄吉実統計長は「欧米の景気が引き続き低迷するとの見方がある中、欧米の個人消費は悪化しておらず、また円高による受注先シフト効果もあり、機械製品の受注が伸びた」とした。