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作成日:2010年11月22日_記事番号:T00026683
政府系8銀行の営業時間、一部で5時まで延長
財政部は19日、銀行利用者の利便性を考慮し、政府系8行で試験的に各2支店ずつ、平日の営業時間をこれまでの午後3時半までから5時までに延長すると発表した。銀行側は12月1日から開始したい考えだが、具体的な日程は行政院金融監督管理委員会(金管会)の許可を待って決定する。土日・祝日は従来どおり休業とする。20日付中国時報が伝えた。
各行とも台北市内で1支店ずつ営業を延長する。対象となるのは▽台湾銀行、館前支店(館前路)▽台湾土地銀行、忠孝支店(復興南路1段)▽合作金庫銀行、西門支店(昆明街)▽兆豊国際商業銀行、城中支店(許昌街)▽第一商業銀行、光復支店(光復北路)▽華南銀行、忠孝東路支店(忠孝東路4段)▽彰化商業銀行、光隆支店(基隆路2段)▽台湾中小企業銀行、南京東路支店(南京東路3段)──。このほか、基隆市で1支店、台中市で4支店、高雄市で3支店が営業時間を延長する。
なお銀行関係者によると、3時半以降の取り扱い業務は、預金や支払い、口座開設など13項目。他行との取引が発生する振込みなどの業務は、3時半までの受付となるという。
将来的に、すべての支店で5時まで営業するかどうかについては、金管会が今後検討する見通しだ。