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南港タイヤ、12月から6〜8%値上げ


ニュース その他製造 作成日:2010年11月22日_記事番号:T00026690

南港タイヤ、12月から6〜8%値上げ

 
 南港輪胎(南港タイヤ)は19日、天然ゴム価格の上昇を受けて、12月1日よりタイヤの販売価格を6〜8%引き上げると発表した。値上げ幅は今年最大となる。20日付中国時報が伝えた。

 ブルームバーグによると、天然ゴムは世界最大の生産国であるタイで、豪雨被害により第4四半期の生産量が1割減少、87万トンまで落ち込む見通しだ。これを受けて天然ゴム価格は過去最高の1キログラム当たり132.25タイバーツ(約370円)まで上昇しており、来年4月を期日とする先物価格は東京工業品取引所で3.8%上昇、1トン当たり4,502米ドルの高値が付いた。

 第4四半期に入り、泰豊輪胎(フェデラル)は5%以上、正新橡膠工業は3%以上値上げしており、建大工業も追随するもようだ。証券会社は、原料価格の上昇幅が販売価格の値上げ幅を依然上回っており、各社の第4四半期の業績は第3四半期の業績を下回る恐れがあると指摘している。