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ポリトロニクスのLED放熱基板、生産能力増強を先送り


ニュース 電子 作成日:2010年11月22日_記事番号:T00026701

ポリトロニクスのLED放熱基板、生産能力増強を先送り

 
 発光ダイオード(LED)放熱材料、聚鼎科技(ポリトロニクス・テクノロジー)の朱復華執行長(CEO)は、年末時点でLED放熱基板の月産能力を10万平方メートルまで引き上げる計画だったが、市況を考慮し、達成時期を2011年第1四半期末に延期すると語った。LEDをバックライトに採用した液晶テレビは、サムスン電子が今年の成長目標を下方修正するなど、今年下半期から需要の弱まりが見て取れる。22日付電子時報が報じた。

 ただ、同社は来年第2四半期からLEDテレビ分野の需要が強まると楽観している。来年4〜5月に新竹本社付近の用地2,000坪に新工場を建て、LED放熱基板の生産ライン4本を設置する計画があり、その後も増設する考えだ。中国の江蘇省昆山工場にラインを設置する可能性もあるとしている。

 また、同社製品は8ワット(W)規格以下はLEDテレビ、8W以上はLED照明向けで、来年第2四半期に高ワットの12W製品を発売予定だ。同社は特に中国のLED照明市場を好感している。