ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

太陽電池市場、供給不足に解消の兆し


ニュース その他製造 作成日:2010年11月23日_記事番号:T00026716

太陽電池市場、供給不足に解消の兆し

 
 太陽電池のスポット価格は、今月も1ワット当たり1.42米ドルと高値で推移しているが、取引量は以前に比べれば減少しており、業界関係者は供給不足が近く解消するとの見方を示した。23日付電子時報が伝えた。

 太陽電池市場では、今年第2〜3四半期の需要ピーク時には、発注から納品まで1カ月を要し、納品量も需要量の30〜50%にとどまるなど、供給不足が深刻化していたが、小口の発注については、納品待ちの状況が解消されつつあるという。

 こうした需要動向を踏まえ、台湾の太陽電池メーカーは12月の出荷価格を3%前後引き下げる見通しで、相場は同1.35〜1.38米ドルになると見込まれている。

 ただ、例年の非需要期の到来とメーカーの増産で、一部メーカーは12月以降に5〜10%の値下がりを予測していたが、下落幅は予想より小幅にとどまる見通しだ。