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HTC、来年の世界シェア13%へ


ニュース 電子 作成日:2010年11月23日_記事番号:T00026722

HTC、来年の世界シェア13%へ

 
 23日付電子時報が部品メーカーの話を基に報じたところによると、宏達国際電子(HTC)の来年のスマートフォン出荷台数は今年比倍増の4,500万〜5,000万台に達し、世界市場でシェア12〜13%を占める見通しだ。実現すれば出荷台数の前年比倍増は2年連続となる。

 HTCは需要拡大を受けて、桃園工場と中国・上海工場の生産台数を、年末までに現在の月300万台から400万台に引き上げる。第4四半期の総出荷台数は900万台となる見通しだ。なお原材料不足の問題についてHTCは、「影響は一定範囲内に抑えられている」と強調。来年には問題が解消するとみている。

 また、同社は22日の董事会で、4億400万台湾元(約11億円)で、台北県新店市に研究開発(R&D)用のオフィスを購入することを決議した。延べ床面積は1,140坪で、年内には登記を終える。同社は現在、新店市内の別の場所で、地上17階、地下5階建ての研究開発本部ビルを来年末の完成を目指して建設中だが、R&D需要の大幅増に対応した形だ。