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作成日：2010年11月23日_記事番号：T00026730
ＡＵＯのフレキシブルディスプレイなど、経済部の支援対象に
経済部は22日、企業の先端技術研究を支援する「強化企業前瞻研発能力計画」の対象に、友達光電（ＡＵＯ）のアクティブマトリックス式有機ＥＬ（AMOLED）方式によるフレキシブル・ディスプレイ開発計画と台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）による発光ダイオード（ＬＥＤ）を採用した立体ディスプレイの研究計画を選んだと発表した。
ＡＵＯのフレキシブル・ディスプレイは、バックライトが必要なく、パネルが非常に薄い上、折り曲げ可能で、カラー電子ブックリーダー、新型の携帯情報端末（ＰＤＡ）、デジタルフォトフレームなどさまざまな携帯デバイスへの応用が期待されている。
また、デルタの立体ディスプレイは、複数のＬＥＤプロジェクターを採用することで、眼鏡を着用せずに高解像度の立体画像を楽しむことができるものだ。将来的に年間110億台湾元（約302億円）規模の市場創出を見込む。
両社の技術はいずれも工業技術研究院（工研院）から技術移転を受けたもので、今後は量産化、商品化に向けた研究が本格化する。
