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中国IT企業の神州数碼、台湾で第2上場


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年11月24日_記事番号:T00026742

中国IT企業の神州数碼、台湾で第2上場

 
 中国最大の総合ITサービス業者で、香港上場企業の神州数碼控股(デジタル・チャイナ)は24日、台湾株式市場で台湾預託証券(TDR)を発行する形で第2上場を果たした。工商時報が同日伝えた。

 同社は今回のTDR発効で、78億5,200万台湾元(約214億円)を調達する。台湾市場では今年最大のTDR発行となる。

 同社の郭為執行長は23日、「今後5年以内に売り上げを倍増させたい」と述べた。

 神州数碼は2001年に聯想集団(レノボ・グループ)から分離する形で香港市場に上場し、現在はIT商品の販売代理店から総合サービス提供業者への業態転換を進めている。最近は中国各地の都市部で市民カード(社会保険カード)、電子カルテ、水資源管理、金融応用サービスなどさまざまな情報システムの導入を進めている。

 郭執行長はまた、「現在は国際化の戦略はない。中国経済は急速に成長しており、中国市場でしっかりやればよいと考えている。台湾市場に関しても計画には含まれていない」とし、今後も中国の国内市場を重視していく考えを示した。