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バイオネット、中国初の外資系臍帯血バンク設置へ【表】


ニュース 医薬 作成日:2010年11月24日_記事番号:T00026745

バイオネット、中国初の外資系臍帯血バンク設置へ【表】

 
 臍帯(さいたい)血バンク大手の訊聯生物科技(バイオネット)は23日、中国広東省の広州市婦女児童医療中心と合弁で、中国で初の外資系臍帯血バンクを設立すると発表した。24日付経済日報が報じた。
 
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 新会社は「広州訊聯生技」で、投資額は6,000万人民元(約7億5,000万円)。バイオネットの出資比率は66.7%で、既に中国当局の認可を取得した。外資系企業が中国の臍帯血バンク市場に参入するのは初となる。

 臍帯血バンクは中国国内でこれまでに7カ所が認可されているが、特殊業種に属するため、認可取得には平均で6.8年を要している。バイオネットも準備開始から7年で認可取得にこぎ着けた。

 これに先立ち、バイオネットは既に海外進出を果たしており、米国、インドネシア、インドで提携パートナーを確保している。

 バイオネットの劉天来総経理は「広東省では毎年、台湾の8倍に当たる120万人の新生児が生まれている。中国では一人っ子政策の影響で、子供に多額を投資する傾向がある」とし、市場の有望性に期待感を示した。