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作成日:2010年11月24日_記事番号:T00026752
台湾オールインワンPC市場、MSIがシェア6割でダントツ首位
市場調査会社IDCの調べによると、第3四半期の台湾オールインワン(モニター一体型)パソコン市場で微星科技(MSI)が61%のシェアを占め、他ブランドを大きく引き離して首位を獲得した。MSIは低価格戦略が奏効し、6四半期連続のシェア首位となった。今後は利益拡大のため生産委託先を増やす計画で、候補として和碩聯合科技(ペガトロン)と英冠達(TPV−インベンタ・テクノロジー)が挙がっている。24日付電子時報などが報じた。
MSIのオールインワンPCは19、20、22、24インチ機種のすべてにタッチパネルを搭載するなど品ぞろえが豊富で、一般消費者のみならず、病院や学校向けにも出荷を伸ばしている。
なお台湾オールインワンPC市場の同期シェア2位はアップルおよびASUSの12%で、4位は宏碁(エイサー)の10%となった。
一方、電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチ(DIGITIMES Research)は、同製品の今年の世界出荷シェアについて、アップルが400万台で首位、これに聯想集団(レノボ)が130万台、ヒューレット・パッカード(HP)が125万台と続き、MSIは70万台で4位と予測している。