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タブレットPC、来年は46社が競争=BenQ【図】


ニュース 電子 作成日:2010年11月24日_記事番号:T00026754

タブレットPC、来年は46社が競争=BenQ【図】

 
 市場調査会社ガートナーのレポートによると、アップルの「iPad」が火付け役となったタブレット型パソコンの市場規模は来年、今年の1,950万台から182%増の5,500万台と飛躍的に成長する見通しだ。しかし明基電通(BenQ)の李重儀・モバイル製品事業本部総経理は「参入メーカーは今年の10倍以上の46社に増え、非常に厳しい競争となる」との見方を示した。24日付蘋果日報が伝えた。
 
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 タブレットPC市場は、アップルに続き、ヒューレット・パッカード(HP)、宏碁(エイサー)など大手ブランドが相次いで参入して出荷増が見込まれる中、台湾では友達光電(AUO)や勝華科技(ウィンテック)などの液晶パネルメーカー、および鴻海精密工業や広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)といった組み立て業者、プリント基板(PCB)メーカーなどが幅広く恩恵を受ける見通しだ。

 ただ、タブレットPCの成長が見込まれる一方で、低価格ノートPC(ネットブック)や、これまで将来性が期待されていた電子ブックリーダー市場を圧迫すると懸念されている。これに関して李総経理は「電子ブックリーダーには環境にやさしいといった強みがあるため一定の需要はある」と語り、タブレットPCと組み合わせて個人用モバイル機器市場を開拓するとの方針を語った。