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メディゲンのDNA検査試薬、中国の献血機関で採用


ニュース 医薬 作成日:2010年11月25日_記事番号:T00026774

メディゲンのDNA検査試薬、中国の献血機関で採用

 
 基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)は24日、中国で開発したB・C型肝炎ウイルス、エイズウイルス(HIV)のDNA検査試薬3種類が、中国の主要献血センター2カ所で採用されたと発表した。毎年3億人民元(約38億円)の売り上げ貢献を見込む。25日付経済日報が伝えた。

 検査試薬は、同社傘下の上海浩源生物科技が開発したもので、今年9月に中国の国家食品薬品監督管理局(SFDA)の新薬認可を取得していた。契約先は河北省石家荘市、遼寧省瀋陽市の公営献血センターで、献血された血液の検査に試薬が使用される。

 中国は輸血用血液の安全性を高めるため、今年国内14カ所の大型献血センターでDNA検査試薬の導入を進めている。関係当局は、DNA検査を導入する献血センターが、来年には50カ所、2012年には300カ所に達するとみており、メディゲンは来年、6〜8カ所の献血センターと契約を見込んでいる。