ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

バックライトの啓耀光電、奇美電が追加出資


ニュース 電子 作成日:2010年11月25日_記事番号:T00026784

バックライトの啓耀光電、奇美電が追加出資

 
 奇美電子(チーメイ・イノルックス)は24日、同社が大株主となっているバックライトメーカーの啓耀光電(GIOオプトエレクトロニクス)への追加出資を発表した。奇美電は啓耀光電が実施する増資を引き受け、1株17台湾元で啓耀光電の約2,519万株を取得し、出資比率を30.67%(持ち株数6,352万株)とする。取引総額は約4億2,800万元(約11億7,000万円)。25日付経済日報が伝えた。

 啓耀光電は台湾で工場3基を保有し、第1・第2工場での主力である液晶パネル用の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)バックライトの月産は1,600万本、このほかLEDパッケージング・テスティング(封止・検査)や、ライトバー生産なども手掛ける。

 奇美電の属する鴻海科技集団(フォックスコン)はLED分野でのサプライチェーン構築を積極的に進めており、今回の奇美電による啓耀光電への出資も、同社のLED封止・検査事業を掌握することが目的とみられる。