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12月CCL価格7%上昇も、南亜プラに恩恵


ニュース 電子 作成日:2010年11月25日_記事番号:T00026788

12月CCL価格7%上昇も、南亜プラに恩恵

 
 銅価格の上昇により、銅箔(どうはく)基板(CCL)材料の銅箔が11月に5%、12月には5%の値上がりが予想されている。一方で11月のCCL価格は3%の引き上げにとどまっていることから、12月は7%の引き上げも予想されている。これを受け、CCL台湾最大手で生産能力拡充を進めている南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は、売上高がさらに増加しそうだ。25日付工商時報が伝えた。
 
 南亜プラは、第4四半期に江蘇省昆山のCCL第3工場が本格的に稼動、生産能力で月間110万枚の増強となる。

 同社はエチレングリコール(EG)とポリエステル繊維、電子材料など本業での利益率が昨年の5.41%から12.1%まで大幅に上昇している。また、年産19万2,000トンのポリエステル繊維第2工場が来年3月にも稼動、EGでも引き続き供給ひっ迫が見込まれることから、来年度売上高は20~30%成長すると証券会社はみている。