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MOCVD装置、拡充需要に陰り


ニュース 電子 作成日:2010年11月25日_記事番号:T00026789

MOCVD装置、拡充需要に陰り

 
 液晶テレビのバックライト光源に使用される発光ダイオード(LED)の需要減が予想される中、LEDメーカーは来年の増産計画を見直しており、有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置に対する需要にも陰りが見え始めている。25日付電子時報が伝えた。

 LED照明メーカーの真明麗企業(ネオネオン)は、MOCVD装置の設置台数を来年時点で50台まで拡充する予定だったが、新規導入を削減し、目標を30台に下方修正した。同社は現在、中国広東省の鶴山、江門、江蘇省の揚州でLEDを生産している。

 鄭建文同社台湾区総経理は「揚州工場に12月にMOCVD装置5台を導入し、来年1~2月に生産を開始する。ただ、その後の増産については、市場動向を見ながら決定する」と説明した。

 このほか、韓国のサムスンLEDも来年の導入規模を今年の半分の40~50台に削減する見通しだ。