ニュース 電子 作成日:2010年11月25日_記事番号:T00026793
25日付経済日報によると、ネットワーク機器向けなど標準型以外の特殊メモリー製品にも注力する台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技は、米グーグルが開発したテレビとインターネットを融合するプラットフォーム「Google TV」用セットトップボックス(STB)向けや、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)や中興通訊(ZTE)などネットワーク機器大手から受注を獲得したとの観測が出ている。これについて同社は「特殊メモリーで世界的大手から受注した」とのみ説明し、具体的な企業名は明らかにできないとコメントした。
南亜科技は特殊メモリーについて、認証作業が複雑だが、高く安定した利益が期待できる「高付加価値製品」だと説明。ネットワーク機器向けでは、容量256メガバイト(MB)から1ギガバイト(GB)までの製品をそろえ、世界シェアはサムスン電子に次ぐ2位、3割を超えたこともあるという。
また同社は今後、サーバー向けやモバイル機器向けなども含め、標準型以外の製品に引き続き注力する方針を示し、「台湾メモリー業界は製造工程の先進化を進めるだけでなく、製品の付加価値を高めることが今後のチャンスにつながる」と指摘した。
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