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失格のテコンドー楊淑君選手、「金メダル相当」の賞金300万元


ニュース 社会 作成日:2010年11月26日_記事番号:T00026800

失格のテコンドー楊淑君選手、「金メダル相当」の賞金300万元

 
 広州アジア大会のテコンドー女子49キロ級で、不合理な判定により失格となった楊淑君選手は25日、台北県鶯歌鎮にある自宅を訪れた行政院体育委員会の陳士魁副主任委員によって、呉敦義行政院長からの「金メダル相当」の賞金300万台湾元(約830万円)が届けられた。これは産業界から賛助を募ったものだ。26日付蘋果日報が伝えた。
 
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楊淑君選手(右)は台北市立教育大学が体育学系の技術教員として迎える意向を示すなど、複数のオファーがあったことについて「しばらく考える時間がほしい」として結論を避けた(25日=中央社)

 楊選手は当初、辞退の意向を示したが、最終的には説得を受け入れ、賞金を受け取った。また、スポーツ関連のイベントや公益活動への協力を約束した。

 楊選手は「体育委のこれまでの支援に感謝する。自分は金メダルを取ることができず、賞金を受け取るような功績を残せなかったため、当初は賞金を受け取りたくはなかったが、陳副主任委員らの説得を受け、受け取ることにした。何らかの形で社会に恩返しをしたい」と涙ながらに感想を述べた。