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作成日：2010年11月26日_記事番号：T00026822
エルピーダ台湾上場へ、ＴＤＲ発行計画を発表
日本の半導体大手、エルピーダメモリは25日、台湾証券交易所（台湾証券取引所）に対し台湾預託証券（ＴＤＲ）の上場を申請すると発表した。１億8,000万〜２億ＴＤＲ（普通株式900万〜1,000万株）の募集を予定し、36億9,800万台湾元（約100億円）の調達を見込んでおり、次世代ＤＲＡＭ製造プロセスの研究開発（Ｒ＆Ｄ）に充てる考えだ。同日の取締役会で決議した。
エルピーダは今後、台湾証券交易所と中央銀行（中銀）の承認を得た後、行政院金融監督管理委員会（金管会）へＴＤＲ発行を申請し、改めて詳細を決議する計画だ。来年３月末までの上場を目指しているが、実際には各機関の承認時期次第だと説明している。
ＴＤＲ発行について同社は、台湾において顧客だけでなく投資家に対する存在感も高めることができ、台湾ＤＲＡＭメーカーとの提携強化など事業の拡大や、資金調達手段の多様化につながるとしている。
