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国民党胡氏、予想外の3万票差辛勝【図】


ニュース 政治 作成日:2010年11月28日_記事番号:T00026831

国民党胡氏、予想外の3万票差辛勝【図】

 
 台中市は国民党の現職、胡志強候補が73万284票(51.12%)で勝利したものの、民進党の蘇嘉全氏との票差はわずか3万1,000票余りで、意外に苦戦したとの見方がもっぱらだ。胡氏の当選は2001年の初出馬から3期連続で、蘇氏による多選批判の訴えが一定程度奏功したものとみられる。胡氏は「有権者からの警告と受け止める」と語った。
 
T000268311

 
 前回05年の県市長選挙では、国民党が台中市で58.35%、台中県で59.45%を獲得した一方、民進党は台中市で39.00%、台中県で39.12%にとどまった。今回、民進党の得票率は48.88%と約10ポイント近く上昇、同党の党勢拡幅を印象付ける結果となった。2012年の総統選挙では、台中一帯は与野党の消長の鍵を握る選挙区として再び注目を集めそうだ。