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作成日:2010年11月29日_記事番号:T00026839
次期総統選の支持率調査、馬44%・蔡30%=聯合報
聯合報が28日夜に実施した、2012年の次期総統選挙についての世論調査(有効回答数・1,169件)によると、馬英九総統と蔡英文・民進党主席が立候補した場合、どちらに投票するかという質問に対し、44%が馬総統、30%が蔡主席と回答した。民進党候補が蘇貞昌・元主席だった場合は馬総統が45%、蘇・元主席が28%という結果となった。
同調査によると、23%が民進党候補として蔡氏を、17%が蘇氏を希望すると答えた。なお「泛緑(汎民進党陣営)」支持者に絞ると、蔡氏が34%、蘇氏が26%だった。
このほか中国時報も28日に世論調査(有効回答数・1,151件)を実施し、12年総統選の民進党候補として誰が最もふさわしいかとの質問では、28%が蔡氏と答え、20%が蘇氏と回答。民進党支持者では蔡氏が37%、蘇氏が33%だった。
また今回の5直轄市長選挙の結果について、49%が「満足」と答え、「不満」は28%だった。さらに投票日前日、連戦・国民党名誉主席の長男、連勝文氏が銃撃された事件について、5直轄市の有権者579人に「投票に影響を受けたか」と質問したところ、約4%が「影響を受けた」と答えた。そのうち半数が国民党候補に、4分の1が民進党候補に投じたと回答した。