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10月景気総合判断指数、3ポイント下落【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年11月29日_記事番号:T00026840

10月景気総合判断指数、3ポイント下落【図】

 
 行政院経済建設委員会(経建会)が26日発表した10月の景気総合判断指数は34ポイントと、前月から3ポイント下落した。景気対策信号は前月と同じ「黄赤(景気過熱傾向)」だったものの、27日付経済日報は「10月の各指標は明らかに成長ペース鈍化を示している」と指摘。11カ月続いた『赤(景気過熱)』と『黄赤』の境界線上を推移する景気状況は終りを迎えたと論じた。
 
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 指数を構成する9項目のうち、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)が「黄赤」から「緑(安定)」に、非農業部門の就業者数および機械・電機設備輸入額が「赤」から「黄赤」に下がった。

 また、先行指標総合指数は11カ月連続の下落、6カ月平均の年変動率は0.3%まで縮小した。

 劉憶如・経建会主任委員も「皆さんが承知の通り経済成長のペースは緩やかになる」との見方を示したが、「信号の変化も指数も予想通り」と強調した。また、経建会経済研究処の呉明蕙景気組組長は「成長ペースの鈍化は予測されたよりも遅かった」と語った。