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CPI、所得階層別も発表へ【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年11月29日_記事番号:T00026843

CPI、所得階層別も発表へ【表】

 
 行政院主計処は来年2月から、低所得家庭(下層20%)、中所得家庭(中間60%)、高所得家庭(上層20%)の所得階層別に分けた消費者物価指数(CPI)を発表する。主計処は「より消費者の実感を反映した数値となる」と意義を説明している。なお、これまでの各階層の家庭の平均支出を基にしたCPIも引き続き発表される。28日付工商時報が伝えた。
 
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 主計処の調べによると、低所得家庭では収入の平均70%が食料費(31%)や住居費(37%)といった基本的な生活費用に充てられる。一方、高所得家庭では、食料費は23%、住居費は26%で約50%と、低所得家庭とは20%の開きがある。主計処は「物品の購入場所も、低所得者が伝統的な市場や屋台などが多い一方、高所得者は百貨店が多くなるという違いもあり、物価変動に対する感覚は異なる」と指摘している。