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ライトンの超小型プロジェクター、DLP方式で自社ブランド計画か【表】


ニュース 家電 作成日:2010年11月29日_記事番号:T00026856

ライトンの超小型プロジェクター、DLP方式で自社ブランド計画か【表】

 
 29日付経済日報によると、光電関連製品大手、光宝科技(ライトン・テクノロジー)は、DLP方式の超小型(ピコ)プロジェクター分野で米テキサス・インスツルメンツ(TI)と戦略提携を結び、光学エンジンからモジュール、完成品までを扱う、自社ブランド戦略を打ち出す方針とみられる。
 
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 同社はまた、LCOS方式超小型プロジェクター受託生産の分野でもこのほど、米スリーエム(3M)から大型受注を獲得し、既に11月から出荷を開始した。ライトン主管によると、3M向けLCOSプロジェクターは、まず2機種の出荷を開始しており、さらに来年3月には4機種が加わる予定だ。

 ライトンは約1年半前に超小型プロジェクターの分野に参入、既に3億台湾元(約8億3,000万円)を研究開発(R&D)に投じている。同社主管は「超小型プロジェクターの発展スピードは当社予想より遅いが、独立製品は将来性が期待できる」と語った。また内蔵市場についてはデジタルカメラ向けの成長が比較的速いとした上で、携帯電話向けは設計の問題から「もうしばらく時間がかかる」との見方を示した。