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凌巨のタッチパネル、中国モジュール工場が12月稼動


ニュース 電子 作成日:2010年11月29日_記事番号:T00026857

凌巨のタッチパネル、中国モジュール工場が12月稼動

 
 タッチパネル事業の展開拡大を進める中小型液晶パネルメーカー、凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)は、中国・江蘇省昆山に新設したタッチパネルモジュール工場が12月に稼動する。稼動当初は3.5インチパネル換算で月産100万枚、将来的には受注状況を見つつ生産能力をさらに拡充する構えだ。27日付蘋果日報が伝えた。

 同工場は静電容量方式製品を主力とし、12月~来年第1四半期は少量生産、同第2四半期に生産規模を拡大、本格的な大量生産は第3四半期からとしている。

 凌巨科技はタッチパネル事業について、世界的大手ブランドによる認証は長い時間がかかるため、当面は積極的にタッチパネル導入を進める中国のホワイトブランド(地場ブランドの総称)業者への供給を主とするとの方針を示した。その後大手ブランドから受注を徐々に増やす考えだ。

 なお、同社の携帯電話用液晶パネル顧客は現在、世界的大手ブランドが55~60%、ホワイトブランドが40~45%となっているが、大手ブランドの比率をさらに拡大したいとしている。