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液晶パネル・ノートPC受注回復、IC設計業も好転


ニュース 電子 作成日:2010年11月29日_記事番号:T00026863

液晶パネル・ノートPC受注回復、IC設計業も好転

 
 台湾の液晶パネルメーカーおよびノートパソコン受託メーカーで、11月に入り在庫積み増しのための受注が相次いでおり、台湾系IC設計関連業者も下半期の需要期低調の苦境から脱する見通しだ。29日付電子時報が報じた。

 液晶パネル用ドライバICの聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)や矽創電子(シトロニクス・テクノロジー)などは、11月の売上高が前月を上回り、12月も年末に在庫調整が行われるものの、緊急受注によって増収となると見込む。なお緊急受注は春節(旧正月)シーズンを控えた来年1月まで続くと楽観している。

 またアナログICでも、立錡科技(リッチテック・テクノロジー)や致新科技(グローバル・ミックスドモード・テクノロジー=GMT)は、液晶パネル関連の出荷が今後3カ月増え続けるとの見方だ。

 ノートPC関連のIC設計業者も、緊急受注効果を感じており、特にタッチパネル関連製品を扱う禾瑞亜科技(EETI)や義隆電子(ELAN)は、最近タブレットPCの新製品発売が相次いでいることから業績は来年1月まで上昇する見通しだ。