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銃撃の連勝文氏、順調に回復


ニュース 社会 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026866

銃撃の連勝文氏、順調に回復

 
 直轄市長選挙の前夜に当たる26日夜に選挙集会で顔面を銃撃された連戦・国民党名誉主席の長男、連勝文氏(40)は、29日午後に集中治療室から一般病室に移り、顔の腫れも引き、会話や食事ができるようになるなど順調に回復している。しかし、インターネット上では回復が「早過ぎる」ことに疑念を抱く内容の書き込みが散見されるなど、事件をめぐる論争は一向に収まっていない。30日付中国時報が伝えた。

 連勝文氏は、顔面を撃たれながらも、脳や視神経、顔面神経などに損傷はなく、既にベッドから下り歩くこともできる状況だという。

 今回の事件は選挙前日に起きただけに、複雑な背景を指摘する向きもある。特にネット上では、2004年の総統選投票日前日に陳水扁前総統が銃撃された事件の例と同様、治療中の写真の公表を求める声も上がっている。

 これについて、入院先の国立台湾大学医学院附設医院(台大医院)は「プライバシーに当たるため、患者の同意なく診療記録を公表することはできないが、刑事事件なので刑事当局には記録を提出した」と説明した。