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11月の消費者信頼感指数、過去6年9カ月で最高


ニュース その他分野 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026870

11月の消費者信頼感指数、過去6年9カ月で最高

 
 中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した10月の消費者信頼感指数(CCI)は、6カ月連続上昇の81.66ポイント(前月比1.47ポイント上昇)で、過去6年9カ月で最高となった。また同指数を構成する6項目のうち、「今後半年の就業機会(同3.25ポイント上昇)」と「今後半年の域内景気(同2.15ポイント上昇)」は2001年1月の調査開始以来で最高となり、徐之強・台経中心主任は「個人消費が上向き、来年の経済成長を支えると期待できる」との分析を示した。30日付聯合報が伝えた。

 さらに「今後半年の家庭の経済状況」も1.70ポイント上昇し、05年1月以来で最高となった。先月は1.8ポイントの下落だった「物価水準」は今回1ポイント上昇した。また、「今後半年の株式投資機会」は指標の中で最も高い97ポイントだった。

 唯一横ばいとなった指標は「今後半年の耐久消費財の購買機会」で、徐主任はこれについて「中央銀行が6月と9月に利上げを行ったことで、引き続き利率が上昇すると消費者がみているため」と指摘した。