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韓国に渡航警報、砲撃事件で


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026874

韓国に渡航警報、砲撃事件で

 
 外交部は29日、朝鮮半島情勢の緊迫を受け、黄海上の韓国と北朝鮮の境界線に当たる北方限界線(NLL)に近い延坪島、白翎島などの離島部に渡航自粛を求める「紅色警報」を出したほか、ソウル、済州島など主要観光地を含む韓国全土には、安全に特に注意を払い、渡航の是非を検討することを求める「黄色警報」を出した。30日付蘋果日報が伝えた。

 北朝鮮が黄海で韓国領の延坪島に砲撃を加えたことに加え、米韓合同軍事演習で朝鮮半島情勢が不透明となっていることを受けた措置だ。

 交通部観光局は観光業界と協議した結果、紅色警報の対象地域については、ツアー参加をキャンセルした顧客に必要経費を差し引いた残額を返金。黄色警報の対象地域については、顧客がキャンセルを求めた場合、出発日までの日数に従い、一定のキャンセル料を求めることなどを申し合わせた。

 現状では紅色警報が出された離島へのツアーはほとんどなく、現時点では韓国旅行をキャンセルした場合、消費者はキャンセル料の支払いが必要となる見通しだ。消費者の間からは、渡航警報が出されている状態で、キャンセル料の支払いを求められることに不満の声も出ている。