ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

硫酸カリのセソダ、生産拡充計画を再開


ニュース 石油・化学 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026877

硫酸カリのセソダ、生産拡充計画を再開

 
 硫酸カリウム最大手、東碱(セソダ)は29日の董事会で、2008年に決定し、その後の金融危機発生で中断していた生産拡充計画の再開を決定した。1億5,600万台湾元(約4億3,000万円)を投じ、第9基、10基目となる生産設備を設置する計画で、詳細は今後検討した上で改めて決定する。30日付工商時報が伝えた。

 硫酸カリウムはカリ肥料の原料。同社は金融危機前、食糧価格の世界的な高騰に伴い、肥料の供給が逼迫(ひっぱく)すると予測し、生産拡充を決めた。今回の計画再開は、最近食糧供給が逼迫しており、今後のカリ肥料需要の高まりを好感していることが理由だ。