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YUSCOが12月ステンレス値下げ、ニッケル相場下落で


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026879

YUSCOが12月ステンレス値下げ、ニッケル相場下落で

 
 ステンレス大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)は29日、原料のニッケル国際価格の下落を受け、12月の台湾市場および輸出向けステンレスオファー価格を平均3%以上引き下げると発表した。下げ幅は、台湾域内向けの300系熱延・冷延コイルなどで1トン当たり4,000台湾元(約1万1,000円)、400系が1,000元。輸出向けでは300系で100~120米ドル、400系は据え置きとなった。30日付工商時報が伝えた。

 関連メーカーによると、ニッケルの国際スポット価格は先ごろ、1トン当たり2万2,600米ドル(1カ月平均では2万2,900米ドル)と、10月に比べ900米ドル程度下落している。

 なお、同業大手、唐栄鉄工廠がきょう(30日)発表する新価格も、YUSCOと同程度の引き下げとなると予想されている。