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輸入車市場、今年は30%成長


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026882

輸入車市場、今年は30%成長

 
 業界関係者の予測によると今年、輸入自動車市場は前年比30.9%の成長が見込め、自動車市場全体の成長率21.1%を大きく上回る見通しだ。特に高級輸入車が好調で、BMWは68%増、ジャガーやランドローバー、フォルクスワーゲンで30~40%増、メルセデスベンツも30~35%増と予想されている。このほかレクサスなどを含め、1年を通じて深刻な供給不足が続いているという。30日付経済日報が伝えた。

 輸入車市場は2005年がピークで、高級車の輸入台数は同年2万4,300台余りを記録したが、その後の景気低迷で昨年は約1万台まで落ち込んだ。しかし今年は高級車の需要が好転し、輸入車全体でも台中港だけで11月までに1万5,000台を突破、前年同期比68%増加している。同港の関税による税収も今年は、昨年の615億台湾元(約1,700億円)を上回る見通しだ。
 
 台中港では29日、リベリア籍の貨物船「ノルディック・スピリット」号が入港、過去最大規模の1,344台、41億6,000万元相当の高級輸入車が荷揚げされ、関税14億1,000万元を国庫にもたらした。