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中華電信の無線ネット契約、来年115万件目標 


ニュース 電子 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026886

中華電信の無線ネット契約、来年115万件目標 

 
 中華電信の石木標副総経理は29日、同社の無線インターネット契約件数が来年40万件増え、115万件に達するとの見通しを明らかにした。30日付工商時報が伝えた。  同社は米アップルのタブレット型パソコン「iPad」の発売などをきっかけに無線インターネットや付加価値サービスの利用者が増加するとみており、移動通信付加価値サービスによる売上高は、今年の110億台湾元から来年は140億元(約387億円)に増加すると試算している。

 また、iPhoneやiPadの普及に伴い、同社の1ユーザー当たりの月額利用料金(ARPU)は300~400元の上積みが見込めるとした。

 同社は公衆無線LAN「Wi−Fi」と第3世代(3G)無線通信を組み合わせた料金プラン「iPad上網独享方案」(月額基本料金680元)を導入するなどして、顧客の囲い込みを図りたい構えだ。

 石副総経理は「iPadはクラウド・コンピューティングが消費者に普及する上で重要な橋渡し役となる。iPadユーザーのデータは今後、クラウドサーバーに保存することができるようになる」と指摘した。